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採用情報

有限会社共済農場では
人材を募集しています

前社長から皆さんへ

相談役(前社長) 大久保 嘉子

社会の一隅に花を咲かそう

毎年沢山の人が、富良野市周辺を訪れます。私共の展開している「ふらのジャム園共済農場」にも、全国から多くの若者が参集し、
トップシーズンのみのアルバイトも含め、三十数名で農業、製造、販売の仕事を協力し合いながら働きます。
スタッフ同士が、学生生活やこれまでの職場などで得られなかった充実感を体験し、語り合う姿を見ると、私共も喜びを強くします。
そして、他を思いやる余裕もなく、ただ利己の思いのみが強まっていく世知辛い世相であるからこそ、
利他の精神のもとに社会の一隅を明るくして行く運動がより求められている事を痛感します。

では利他の精神とは何であろうか。私共は農場を運営して行くにあたって三つのルールを心がけています。
一つは共に栄えて行こうという方向。目指すものは、建設的で前向きで、
各自が利して行けるプラス志向のものでありたい。参加する一人一人が精神的にも向上して行けるものでありたい。

一つは共に助け合うという方向。これはそれぞれの個性と自主性を活かす事と感じます。一人一人の持ち味と能力が活かし切れた時、
個々の力は有機的につながり合い、補い合い、1プラス1が3にも4にもなって組織は高度に活性化され、
しかも参加している一人一人は自分が活かされているという充実感を感じるのではないでしょうか。

そして最も大切な一つは共に産み出すという方向です。
共に栄えて行きたい、共に助け合って行きたいという願いはあっても、共に産み出して行くという具体的な事業展開が伴わない限り、共助、共栄の願いも結実してきません。
私共はその具体化を人間の営みに最も重要な食の生産に求めました。農業は自然に最も関連の深い分野でもあります。
人は農業に携わる間に、人間も自然の中の一存在である事を自覚し、自然のありようから人間の真のあり方を考えて行ける機会を見出します。
私共は共に産み出し、助け合い、栄えて行こうという三つの共済精神のもとに人の和を目指し、
各自がそれぞれの人間性を向上させて行ける方向を見出して、北海道の中央、富良野市に一輪の花を咲かせて行きたいと願っています。

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